福島県南の県立高柔道部で昨年5月、20代の男性コーチが男子部員に絞め技を掛け、3回連続で失神させる不適切な指導があったことが13日、分かった。高校は県教委に経緯を報告していなかった。
 高校によるとコーチは外部の指導者。練習中、絞め技で当時1年の男子生徒を繰り返し失神させた。生徒にけがはなかった。
 昨年12月に生徒の保護者からの苦情を受けて発覚。高校の申し入れを受け、コーチは練習に参加しなくなった。高校の聞き取りに「ぎりぎりの練習をすれば強くなると思った」と説明したという。
 校長は取材に「指導として行き過ぎで、あり得ない行為。外部コーチのため報告する必要はないと思った。認識が甘かった」と釈明した。