チャリティーTシャツで秋田へのフリースクール開設を応援する「キリタンポシティプロジェクト」が始まった。東日本大震災の被災地などを支援してきた東京のTシャツプロジェクトに、秋田市内の寺院関係者が賛同。材料費を除く売り上げの全額を、フリースクール開設の準備を進めている市内のNPOに寄付する。
 Tシャツプロジェクトは昨年、東京都小金井市の住民グループが始めた。「地元愛を表現した」というTシャツ(2000円)は今年3月までに244枚が売れた。震災で被災した福島県や石巻市などに計17万円を贈ったという。
 秋田市の法華寺副住職・斎藤宣裕さん(40)がプロジェクトのメンバーと友人だった縁で、秋田版のTシャツを製作することになった。郷土料理きりたんぽにちなむ「キリタンポシティ」のロゴが胸を飾るユニークな一着が完成した。
 キリタンポシティプロジェクトでは、このTシャツ販売による収益金を、秋田市内へのフリースクール開設を目指すNPO法人秋田たすけあいネットあゆむに寄付することにしている。
 「あゆむ」はこれまで主に貧困問題に向き合い、斎藤さんは余ったお供え物の提供などで協力してきた。キリタンポシティプロジェクトを始めるに当たり、斎藤さんは「地域の子どもを支えようとする思いが伝わっていくような取り組みにしたい」と話す。
 Tシャツは49色から選べる。同じデザインのロゴ入りパーカ(3500円)などもある。完全受注生産。受け取りは市内の協力店舗か郵送で。連絡先は秋田たすけあいネットあゆむ018(862)6777。