15日あった宮城県大崎市議選(定数30)の開票で、終了時間が大幅に遅れた。結果が会場に告げられたのは当初見込んでいた16日午前0時の約2時間後だった。市選管は「ミスなどはなかった」と弁明するが、発表を待ちわびた市民らから不満の声が出た。
 市古川総合体育館で開票が始まったのは午後8時15分。市選管によると、票の分類機を導入し、開票から最初の票分けまでは順調に推移した。その後、機械で読み取ることができない票の仕分け、疑問票の確認など人手の必要な作業に時間がかかり、全体的な遅れにつながったとみられるという。
 また、発表の遅延もあった。30分間隔の中間発表は午前1時時点で「間もなく確定」として見送りに。しかし、1時25分に確定票が出たものの、会場に結果が伝えられたのは1時55分のことだった。
 県選管は通常、確定票をすぐに公表するが、市選管は選挙会を開いて確認作業を優先。結果的に午前0時半時点の中間発表から1時間半近く動きがなかった。見守った陣営関係者は「何で説明がないのか」と憤った。
 市選管は「遅れの原因や発表方法について検証したい」とし、伊藤康志市長も「検討の余地がある」と改善を図る考えを示した。