岩手県釜石市の世界文化遺産「橋野鉄鉱山」の魅力を高めようと、岩手県がスマートフォン向けガイドアプリを開発した。拡張現実(AR)の技術を活用し、現地で高炉跡にスマホをかざすと往時の製鉄作業が動画で紹介される。
 3基ある高炉跡のうち「一番高炉」にかざすと、紅葉の時期に小型無人機「ドローン」で撮影した鉱山の全景が映し出される。石組みだけが残る「三番高炉」では、高炉を覆っていた建屋が再現され、施設の規模を知ることができる。
 藩制時代末期の鉄作りを絵巻物風の映像で学ぶことも可能だ。
 釜石市が会場の一つになる2019年ラグビーワールドカップでの外国人観光客の増加を見据え、アプリは日本語版のほか英語版も用意した。スマホの機種はアンドロイドとアイフォーンに対応し、無料でダウンロードできる。