仙北市は1日、市税などの納付書をスマートフォンで読み取り、自宅でもクレジット納付できるサービスを始める。東日本の自治体では初めて。市は、サービス導入を提案した秋田銀行と利用拡大に向けた協定を結んだ。
 納税者は納付書のコンビニ収納用バーコードをスマホで読み取り、クレジットカード情報を登録。銀行やコンビニエンスストアに出向かなくても支払いを済ませられる。手数料は1万円につき108円。
 決済システム開発などのエフレジ(大阪市)による公金支払いサービスを採用した。読み取り型の公金支払いサービスは他社も提供しているが、高齢者が多い地域事情などを考慮し、専用アプリやネットバンキング開設など追加手続きが必要ない同社のシステムを選んだ。
 市にはこれまで、市民から「支払い手続きのため乗り合いタクシーで外出しなければならない」などの不満の声が寄せられていた。
 収納率も秋田県内市町村の平均を10ポイント下回り、収納推進課を新設するなど対応に追われていた。門脇光浩市長は「スマホを使った納付手続きは感覚的に分かりやすい。利便性を高められる」と話した。