商業捕鯨再開に向けた太平洋沿岸域の調査捕鯨で、八戸港を拠点とした調査が4日、始まった。初日は夕方までにミンククジラ4頭を捕獲し、早くも昨年の34日間の実績(3頭)を上回った。
 鮎川港(宮城県石巻市)所属の第8幸栄丸(32トン)など小型捕鯨船4隻が早朝、八戸港を出港。1頭目は体長約6メートル、重さ約3トンの雌で、約14.5キロ沖の海域で正午ごろに捕獲した。
 八戸市第1魚市場近くの岸壁にクレーンで水揚げされ、近くの鯨体調査所に運ばれた。1頭目に続き、午後4~5時には3頭が続けて水揚げされた。
 調査捕鯨は31日までで、20~30頭の捕獲を目指す。沿岸域の調査では初めて、10日までの期間限定で大型捕鯨船(724トン)も加わる。