環境省の絶滅危惧種に指定されている野生のランの一種「クマガイソウ」が、福島市松川町水原地区の国内最大規模の群生地で見頃を迎えている。
 クマガイソウは袋のような花弁が特徴で、白地に赤紫の筋模様が入り、遠目は薄紫に見える。群生地は杉林の遊歩道を500メートルほど上った場所にあり、約3万株のうち5000株ほどが開花するという。
 群生地の環境整備に取り組む「水原の自然を守る会」によると、今年は平年より気温の高い日が続き、開花が1週間ほど早まった。丹野孝吉会長(80)は「クマガイソウが咲きそろった斜面の前に立つと独特の迫力を感じる」とPRする。
 「クマガイソウの里まつり」を27日まで開催中で、そばなど特産品も販売する。入場料は中学生以上300円。連絡先は守る会024(567)5515。