2019年版が届いた。仙台市の建設会社役員の方が毎年制作している山岳写真のオリジナルカレンダー。昨年は東北地方のさまざまな山に34回も登り、四季の風景をカメラに収めたという。傘寿を超えておられるが、変わらぬバイタリティーに驚かされる。
 1月を飾ったのは雪の泉ケ岳。3月は蔵王の樹氷が陽光にきらめく。7~8月は夏の月山。10~11月は後烏帽子岳の紅葉が鮮やか。
 添えられた手紙には「下手なシャッターチャンスとその瞬間に立ち会い歩くことができ大きな喜び。大自然の息吹を感じていただければ幸せ」と記してあった。
 取材でお世話になってきたのは、専ら政治や選挙のこと。国政はもちろん、地方政治の激動も見詰めてきた。まさに昭和、平成の宮城の政界の生き字引。
 暦には4月30日が退位の日、5月1日は即位の日とある。改元後の夏には今年の政局の焦点である参院選がある。7月4日公示、21日投票が有力視される。
 カレンダーの7月の写真は雄大な月山。夏の政治決戦は、この絶景を眺めながらの作業になる。新元号になっても生き字引の鋭い解説が楽しみだ。
(東京支社編集部長 吉岡政道)