平成から令和へ、二つの時代をつないで連休が駆け抜けた。10日間をフルに活用した人もいれば、仕事が立て込んでいてほとんど休めなかったという向きもあるだろう。
 自分は、かつて赴任した気仙沼を訪れ1泊。取材などを通して親しくしていただいた方々と、おいしい酒を酌み交わした。
 行きは三陸沿岸道を使い小泉海岸インターチェンジへ。出口付近の大渋滞で時間短縮の恩恵はそれほどなかったが、仙台から気仙沼市内まで高速道路網がつながり、感無量だ。
 翌朝、気仙沼大島大橋に向かった。これまで船に頼っていた離島へ陸路、渡ることが可能になった。島民にとっては救命救急時に命をつなぐ道路でもある。異動から1年余、東日本大震災後の復興を支える基盤整備は格段に進んでいた。
 橋や道路を使って観光に訪れた人たちが、市民と触れ合う姿も多く見た。
 在勤中は紙面を通じて整備促進をアピールしてきたが、形になった施設を目の当たりにするのは、別に新聞の手柄ではないがうれしいことだ。完成を、地域発展につなげてほしい。
(生活文化部次長 菅ノ又治郎)