「思い切ってペンを執りました。よろしくお願いします」。丁寧な手書きの文章が書かれたファクスが生活文化部に届いた。土曜朝刊、女性のページ「+W」で紹介した食品ロス削減のこつについて、続報を求める内容だった。

 紙面の隅っこで毎回、記事の感想や読みたいテーマを募集している。読者の皆さんが疑問に思っていること、気になる話題にアンテナを張り、紙面化したいと考えているからだ。

 国が接種勧奨を中止している子宮頸(けい)がんワクチンについて取り上げた時は、接種した本人や家族から感想が寄せられた。接種の賛否は各人各様だったが、推奨派、慎重派に偏ることなく問題点が整理されていて、新聞に信頼が持てたと、記者の励みになるコメントがあった。

 男女格差をテーマにした際は、乳幼児の遺棄、虐待事件の背後にある母親の孤立と父親の責任について取り上げてほしいとメールを頂いた。季節の変わり目に体調を整える薬膳料理、ボーイズラブなど、読みたい記事として寄せられたテーマは多岐にわたる。ニーズに応える紙面を心掛けたい。
(生活文化部次長 足立裕子)