サクランボ狩りの本格シーズンを迎えている山形県。赤い宝石のような甘酸っぱい果実を思う存分食べられる。そんな至福に浸ろうと、山形行きを計画する家族は多いはず。観光果樹園が並ぶ東根市や天童市に向かう人たちに、ちょっとした耳寄り情報がある。
 東北地方整備局と東根、天童両市は昨年、国道48号で毎年6月に生じる渋滞の緩和策として、午前の早い時間帯の入園料を割り引く「モーニングサービス」を試行した。「とてもお得」「スムーズに行き来できた」と大好評で、今年も期間限定でそれぞれ割引を実施する。
 多額の費用をかけて道路を拡幅したり新たに整備したりするのではなく、集中する交通量を分散させて渋滞を防ぐアイデア。「早く来てもらうことで、ランチを出すお店や直売店、観光施設などに立ち寄ってもらえる」(東根市観光物産協会)といったメリットもある。
 Uターンの混雑を解消するため、午後は入園者に温泉入浴券をプレゼントするなどの「アフターサービス」も用意。上手に使えば心も体もほっかほかだ。