スポーツには、その競技の選手らが使う特有の用語がある。バスケットボールでは、例えば、相手に体を当ててゴールに近づけさせないようにする守備を「ボックスアウト」、相手1人に対し2人がかりで守ることを「ダブルチーム」と称する。用語の難しさではラグビーも負けていない。「シンビン」は、危険なプレーなどをした選手の一時的な退場だ。

 1年後に日本でラグビーのワールドカップ(W杯)が開かれる。関係者はアジアでラグビーが普及するきっかけになると期待するが、そのためには一般の人に分かりやすい競技であることが必要だろう。日本ラグビー協会には独特の用語を簡易に説明し広める努力を求めたい。

 ラグビー日本代表に宮城関係では真壁伸弥選手(サントリー、仙台工高-中大出)がいる。W杯で活躍が期待できる。

 「真壁選手のジャッカル(タックルされて倒れた相手選手のボールを奪い取るプレー)が得点につながったね」「日本代表はうまくギャップ(防御ラインの隙間)を突いたよ」などと観客が普通につぶやくようになれば面白い。