国内に生息するザリガニは、大半がアメリカザリガニだという。約100年前に移入された外来種で、繁殖力が強い。メダカなどの小魚や水草を食べ、生態系のバランスを崩す厄介者でもある。
 「共存せざるを得ないが、生息数のコントロールが必要」と語るのは、宮城教育大の棟方有宗准教授(魚類学)。それでも単に駆除するのではなく、もっと食用として利用すべきだ、とも言う。「味はエビと一緒。米国のバーに行けば、普通にザリガニ料理を食べられる」
 仙台市太白区の地底の森ミュージアムの敷地内にある池には、ザリガニが生息し、増え続けているという。同ミュージアムは、ボランティアの協力を得て定期的な駆除作業を行っている。
 7日午前、この池の前で、棟方准教授によるミニ講座「ザリガニはどんな生き物?」がある。実際にザリガニを捕獲して、その生態を学んでもらうとともに、ただ野放しにするのではなく「管理する」ことの必要性についても解説する。
 人間が自然とどう向き合うかを考える良い機会になりそうだ。