2階の窓から煙が噴き出し、激しく燃える炎が見える。消防署員らが放水し、懸命に消火作業に当たっている。同僚の記者が撮影した写真。燃えさかる炎の中に子どもたちもいたと思うと、何とも痛ましい。
 仙台市太白区郡山1丁目で18日未明、民家から出火し、木造2階の住宅が全焼して6人が亡くなった。この住宅に住む70代の夫婦と40歳前後の娘2人、8歳と5歳の男児とみられるという。
 2階のベランダで見つかった遺体もある。火事に気付き、逃げようとしていたのかもしれない。「助けて」という女性の声を聞いた近所の人もいる。6人の命を奪った火災に胸が詰まる。
 けさの仙台市は最低気温が8.9度。今季初めて10度を下回り、この秋一番の冷え込みとなった。寒がりには暖房がほしい朝だった。
 太白区の火事の原因はまだはっきりしないが、これから火事が増える時季となる。そろそろ、ストーブやこたつを使い始めた家庭もあるに違いない。火の取り扱いにはくれぐれも気を付けたい。