その先が、夜空とつながっているような真っ暗で奥行きのある空間に青い光が浮かび上がる。宮城県川崎町の国営みちのく杜の湖畔公園で始まった冬のイルミネーション。静かな感動が心に迫る。
 きらめく星々が蔵王から注ぐ清流水となり、大地を潤し、再び夜空に戻っていくさまを11万個の電球で表現。星座、イルミネーション、流星、星の洞窟の4ゾーンからなり、変化に富んだストーリー性のある世界を楽しませてくれる。
 昨年、日中とは違う夜の公園の魅力を伝え、冬の集客増につなげようと始まった。寒さにもかかわらず、カップルはもちろん家族連れも多く、予想を上回る計1万人でにぎわった。
 「街中の騒がしさを忘れ、ゆったり歩くことができるのがいい」「青くて平面的なイルミネーションが新鮮」。評判は良く、来場者の心をつかんだようだ。
 ことしは1日に始まり、今後は8、9日、15~17日、19~24日にある。点灯時間は午後4時半~9時。星空と一体になったような気持ちになる、心洗われる場所。あなたも足を運んでみては。(2018・12・4)