通学する小学生の荷物が重すぎるという批判が上がっている。10年ほど前から教科書のページ数や副教材が増え、ランドセルはパンパンの状態。大正大(東京)の調査によると、荷物の重さは小学1年で平均6.7キロ、最大で9.7キロもあったという。
 文部科学省は9月、全国の教育委員会に負担軽減を求める通知を出した。それを受け、仙台市教委でも荷物を軽くする配慮をするよう各学校に伝達したが、具体的な対策は各学校の判断に任せざるを得ないのが現状だ。
 教室に各自の棚を設置し、教科書や道具類を全て置いていく「置き勉」という方法もある。だが市教委教育指導課では「学校の規模によって棚の設置条件が異なるし、紛失などに対する管理上の問題もある」と実現性の難しさを指摘する。
 それでも校長名で「毎日持っていく物」「置いていく物」を具体的に指示するようになった小学校もあるという。本来ならば、子どもたち自身が持ち歩く物を決めるのが理想。その判断力を養ってもらうのも教育の一つだと思うのだが。