師走も半ばを過ぎ、忘年会などで1年を振り返る機会が増えた。冬季五輪、サッカーW杯、米大リーグでの日本選手の大活躍、J1仙台の天皇杯準優勝…。話題はやはりスポーツが多い。
 世相を表す『今年の漢字』に選ばれたのは「災」だった。大阪府や北海道の地震、西日本豪雨、台風、災害級の猛暑にも見舞われた。災害列島に暮らしている現実を痛感させられた1年だった。
 来年は亥(い)年。亥年には関東大震災(1923年)をはじめ、阪神大震災(95年)など、大きな災害が発生している。死者・行方不明者が5000人を超えた伊勢湾台風(59年)もそうだ。東北では日本海中部地震(83年)がある。
 江戸時代には「亥の大変」と呼ばれた宝永地震(1707年)が南海トラフで起きている。もちろん、亥年と災害の関係に科学的な根拠など全くない。あくまで単なる偶然にすぎないが、ちょっと気にはなる。
 来年は穏やかに過ごせますように-。そう願いつつも、災害への十分な備えだけは、怠らないようにしておきたい。