今年は天皇陛下の退位と皇太子さまの即位が予定されており、王朝文化への世の関心も高まっている。しかし、さすがに衣冠束帯を着用した男性、十二単(ひとえ)を着たことのある女性は少ないだろう。
 来月10、11日、仙台市青年文化センターで「雅(みやび)コレクション(みやコレ)」という催しがある。同センターなどが主催し、メインは公募で選ばれた女性6人が十二単などをまとってのファッションショー(11日午後2時開会)だ。地元の演奏家・笙(しょう)YUUさんの雅楽、フリーアナウンサー渡辺祥子さんの源氏物語朗読とともに、平安時代を体感できる。
 「特に改元を意識したわけではないのですが…。昨年は伊達政宗生誕450年を記念し、桃山時代を取り上げたイベントを開催しました」とセンターを運営する市民文化事業団の佐藤剛彦さん。
 短歌や着物着付け講座、貝合わせなど、古文の教科書に紹介されていたような事柄と実際に接することができる。「伝統を体験し、改めて日本文化を考える機会に」と強調する。事前申し込みが必要な催しもあるので問い合わせを。