先生たちを対象に小社は新聞を活用するセミナーを毎月1回、開いている。先日は、新聞から気になる記事や写真を切り取って台紙に貼り、言葉を書き添えるワークショップを行った。
 参加した大崎市の女性の先生は、夕刊の『気軽にトーク』に載った高校生を取り上げた。記事は「中学時代に相談に乗ってくれた先生のように、私も教員になりたい」という内容。
 先生はA3の紙に記事を貼って、その周りをきれいな花の首飾りの写真で飾った。笑顔の児童たちの写真も添え「ぼくも私も未来の先生を待ってるよ」という吹き出しもある。
 セミナーに関わる筆者は「夢を持って頑張って。厳しい現場で待ってます」という伝言と一緒に、この先生から作品を届けてくれるよう頼まれた。
 「すごい、うれしい」。学校に届けると、記事の高校生、横山理々香さん(16)の顔がぱっと輝いた。「教員になりたい気持ちが強くなりました」と横山さん。後輩の背中を押す優しいエール。共通する熱い思い、絆がまぶしく見えた。