学園生の最高齢は86歳。50歳以上の仙台市民を対象にした「せんだい豊齢学園」の入学・開講式が26日、「学びや」である市シルバーセンター(青葉区)である。約200人が門をくぐる。
 豊齢学園は、シニア世代の学習機会と交流の場を提供しようと、市健康福祉事業団が1992年に開設した。超高齢化社会を迎えて昨年、講座を刷新した。
 50~74歳が対象の「社会活動」(期間2年)と、75歳以上の「アクティブライフ」(1年)の2コースに分け、地域・仲間づくりにつなげる力を身に付けてもらう内容に変えた。
 社会活動コースの2年生になる西村容太郎さん(69)は「コミュニケーション能力が良くなった。青春時代に戻ったようで登校日が待ち遠しく、放課後の街歩きも楽しい」と話す。「修了後は、身近な地域の歴史に光を当てたサークルをつくりたい」と胸を弾ませる。
 「青春とは人生のある期間ではなく、心の持ちかたを言う」(サミュエル・ウルマンの詩『青春』より)。夢を抱いて学び続けるシニアたちを見習いたい。