最近のブームに乗ったわけではないけれど、御朱印を集めている。ちょっと出掛けたり、小旅行に出たりする際、御朱印帳をバッグに忍ばせる。社寺を訪れ、印をいただく。
 神社や寺の名前、祭神や本尊の名、日付などが墨書される。それぞれ、デザインが異なる。凝った御朱印もあり、バリエーションが豊かで楽しい。
 例えば、杜の都の天神さまとして親しまれる榴岡天満宮(仙台市宮城野区)。御朱印には、同社ゆかりの菅原道真が太宰府に左遷されたときに詠んだ和歌が添えられている。梅をデザインした朱印も配され、美しい。
 改元を挟んで各地の神社は、記念の御朱印を求める人でにぎわったという。東京の明治神宮は最大で約10時間待ち。令和の典拠となった「梅花の宴」ゆかりの福岡県太宰府市の坂本八幡宮は、連日5000人を超す人出だった。
 一方で、御朱印がインターネット上で転売されていると聞くと驚く。御朱印は参拝した証し。思い出とともに、自分の宝物にしたい。