トランプの神経衰弱やババ抜き、かるたに似たルールもあって驚いた。防災に関する教材やゲームが多様化している。

 一般社団法人防災教育普及協会(東京)によると、東日本大震災をきっかけに増え、50種類以上に及ぶ。個人や企業、大学、NPOなどが開発。想定するテーマは地震や津波にとどまらず風水害、避難生活と幅広い。次に何が起きるかを自ら考えながら行動する力を育んだり、とっさの判断力を養うなど狙いはさまざま。無料ダウンロードできる物もある。

 教材探しを支援しようと、協会は中高生・一般と小学生以下向けの「ガイドチャート」をホームページで公開中。人数や所要時間、屋内外といった条件に沿い、フローチャート形式でお薦めの内容を約25種類ずつ案内している。教育事業部長の宮崎賢哉さん(37)が学校や地域で使った経験を基にまとめた。

 「実施する環境や課題に応じた防災教材を見つけて取り組んでもらえたら」と宮崎さんは語る。9月1日は「防災の日」。学びの種を育てるため、実践のヒントを求めてみてはいかがだろうか。