「地球(青)色の小物を身に着けて新型コロナウイルスの終息を願い、世界中の医療従事者と患者の方々へエールを送りませんか」。人との触れ合いを阻む脅威の中、仙台市の会社員穀田千賀子さん(67)がフェイスブックで呼び掛けている。

 世界一丸で難局に立ち向かおうと地球をイメージした青色に電波塔をライトアップする取り組みを知り、「自分でできること」として4月下旬に開始。身の回りにある青色の布や毛糸などで作ったブローチや髪飾り、リボンを身に着ける。

 穀田さんは東日本大震災後、被災地を訪ね、自作の歌や民話の語りで被災者を癒やすボランティアを続けてきた。だが今はコロナ禍によって災害公営住宅で1人暮らしの高齢者らに会えずにいる。だからこそ、「感染した方や家族が孤立しているのではないか」と思いやる。

 「私も不安の中で過ごす一人ですが、誰かと心でつながりたいと思います。そうすれば明日へ行けるかなと。自分へのエールでもあるのでしょうね」。その気持ちも分かち合いたい。