全国5000万世帯に2枚ずつ配ると、安倍晋三首相が約束したマスク。「小さい」「耳がこすれて痛い」などと使い勝手や購入ルートの不透明さが取り沙汰されているが、仙台市内の筆者宅にはまだ届かないから、ピンとこない。

 大型連休中、郵便受けに袋に入ったマスクが2枚。「アベノマスクか」と家人が確認すると、送り主は近くのパチンコ店だった。同封の文書は「新型コロナウイルス感染防止対策は万全です。マスクを着けていらしてください」とアピールする。休業要請に応じる応じないで騒がれた業界だ。イメージアップの一環のようだが、病院や介護施設に寄付すれば、もっと喜ばれるだろうに。

 同僚から紙袋が届いた。中には布マスクが2枚。実家のお母さんが手作りした品。当分帰省できない娘を案じて何枚も送ってきたという。洗い方と干し方を説明する文書も添えてある。温かいお裾分け。もったいなくて使えそうにない。

 さて、アベノマスクは? 厚生労働省のサイトには「宮城県分は準備中」とある。配ると言ったのはいつだったか。