よく行く大崎市古川のラーメン食堂。あっさりのしょうゆ中華が、めん、スープともに自分好み。ただ、メタボが気になって頼めないでいるメニューがある。定食だ▼300円ほどの追加で唐揚げなどのおかずとご飯が付く。あくまでラーメンの副食で、定食のみの注文はできないが、「この辺だとニーズがあるので」と店長。1日に米2升が無くなることもあるという▼市内の老舗ラーメン店ではカツ丼に半ラーメンを付けられるし、うどんやそばと一緒にご飯をかき込む姿がよく見られる。大崎保健所が地域の30~50歳代の男性を対象に行った調査によると、めんとご飯などの主食の「重ね食べ」を週1回以上する人の割合は、メタボの人で61.9%と非メタボより10ポイント以上高かった。週3回以上めん類を食べる人の割合はメタボで30.3%と、こちらも非メタボより10ポイント以上高い▼かといって「ダブル炭水化物をやめろ」と言うのは、やぼに思える。大崎は米どころで、めんもうまい。糖質が目の敵にされ、コメ消費が減る中、重ね食べは希少な文化と言えなくもない▼「温泉に入り、よく運動する」「特産の野菜、大豆の摂取を増やす」。健康を維持しつつ、時に「至福のラーメンライス」も楽しめるよう工夫する方が、大崎的なのかもしれない。(2019.2.3)