名取市閖上の商業施設「かわまちてらす閖上」は25日、開業1周年を迎える。本来であれば、25日~5月6日に記念イベントや感謝セールを実施する予定だったが、猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で延期を余儀なくされた。

 新鮮な海の幸やグルメなどを提供する26店舗が名取川堤防沿いに軒を連ね、東に仙台湾、西に蔵王連峰を望む憩いの場。行楽シーズンにもかかわらず、「売り上げは飲食店が(コロナ禍前の)6割減で、小売りは半減」と、運営会社の桜井広行社長はため息をつく。

 それでも各店舗は踏ん張っている。餅販売店を経営する木乃幡別品館(名取市)の伊藤孝志社長は「経済が回らなくなると大変。企業はどうすれば売れるのか考えなければいけない」と力を込める。

 東日本大震災の津波被災地で地域経済をけん引するかわまちてらす閖上。延期となった開業1周年イベントを取材する日が待ち遠しい。
(岩沼支局・小沢一成)