「季節外れの球春」が近づいている。今月11日のプロ野球12球団代表者会議で「6月後半の開幕を目指したい」という具体的な目標が示され、各球団の準備が加速している。待ちに待った開幕だが、東北楽天は難しい戦いを強いられそうだ。
 東北楽天は厳しい新型コロナウイルス対策を取った。3月30日にチーム活動を休止し、5月8日に球場での自主練習を再開したばかり。球場での練習を早期に再開したチームとは、コンディションに差があるのは否めない。開幕を迎える前提条件が異なる球団同士の戦いに不公平さが拭えない。コロナ対策を球団任せにし、球界として統一した練習基準などを示さなかったことも疑問だ。
 公式戦序盤の大都市圏での集中開催案も浮上している。遠征ばかりでは選手の心身の負担は大きかろう。できる限り公平な条件で、公式戦が行われることを願う。(スポーツ部・関俊哉)