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<平成・東北の十大ニュース>30年 災いも喜びも

(4)石器発掘でねつ造/平成12(2000)年 「ゴッドハンド」(神の手)と呼ばれた男性の衝撃の告白だった。東北旧石器文化研究所(2004年解散)の副理事長が2000年11月5日、宮城県築館町(現栗原市)の上高森遺跡で実施した調査で、約60万年以前の地層に穴を掘り、持参した石器65点を埋めて発掘をねつ造したことを明らかにした。副理事長は北海道の遺跡でも同様のねつ造を認めた。日本最古とされた上高森遺跡の発掘成果を根底から覆す告白は、教育現場のほか、遺跡を中心にしたまちづくりを進めた自治体に大きな波紋を広げた。日本考古学会は03年、旧石器研究の原点とされた座散乱木(ざざらぎ)遺跡(大崎市)を含む9都道県計162遺跡でねつ造を確認した。【写真】石器のねつ造が発覚した上高森遺跡=2000年11月5日、宮城県築館町(現栗原市)
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