東日本大震災の津波に押し流された自宅と店舗の跡地を覆うように、高さ9.7メートルの防潮堤建設が急ピッチで進む。  「ここに帰る意味を見いだせなくなった」。石巻市雄勝地区で食堂「あさや」を営んでいた阿部達男(さとお)さん(75)がつぶやく。建物が消え、雄勝湾から直接吹き込む潮風の変化を感じていた。 ...

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