2017年の救急車の出動件数が16年比2・1%増の634万2147件となり、過去最多を更新したことが11日、総務省消防庁の集計で分かった。09年以降、9年連続で伸び、5秒に1回のペースで出動している計算。搬送者の58・8%を65歳以上が占めており、高齢化の進展が要因とみられる。
 消防庁は、今後も出動の増加が見込まれると指摘。限られた救急車や人員を効果的に活用するため、急ぐ必要のない出動を減らす取り組みが重要だと訴えている。
 集計によると、搬送者数も過去最多で16年より2・0%多い573万6086人。うち約半数が入院を必要としない軽症だった。