東京医科大の不正入試問題で、大学側が被害を受けた元受験生に、不合格となり予備校や他大学に通った際に要した費用などの補償額を提示していたことが、15日、元受験生側への取材で分かった。請求の3割程度の額にとどまるケースもあるという。
 東京医大は昨年12月に公表した対応方針で、追加合格で入学する学生には「本来負担の必要がなかった費用を補償する」とし、入学しなかった場合についても「事情を聴き判断する」としていた。東京医大は「対象者とは個別に対応しており、具体的内容は公表を控える」としている。
 東京医大は書面で、説明が必要な場合は面談に応じるとしている。