経済産業省が30日発表した5月の鉱工業生産指数速報(2015年=100、季節調整済み)は前月と比べ8・4%低下し、79・1となった。指数は現行基準で比較可能な13年1月以降の最低を更新した。低下は4カ月連続。新型コロナウイルスの影響で経済活動が大きく落ち込んだ。
 低下幅は現行基準で最大だった4月の9・8%よりは縮小したが、大幅な落ち込みが続いた。基調判断は、4月に引き下げた「生産は急速に低下している」との表現を据え置いた。
 基準が異なり単純比較はできないが、5月の指数はリーマン・ショックの影響を受けた09年3月(79・0)以来の低水準だという。