東京都内に住む被爆者らの団体「東友会」(文京区)に保管されている「相談カルテ」が1日までに、共同通信の取材に対し一部開示された。広島、長崎両市で被爆後に上京し、原爆による健康被害や貧困、差別と闘ってきた姿が記されており、被爆者の戦後を伝える貴重な記録となっている。
 東友会には年間約1万5千件の相談が寄せられ、原爆症認定や被爆者健康手帳の申請手続きの支援もしている。相談記録の他、さまざまな申請書類を被爆者ごとに相談カルテとして収蔵。被爆2世からの相談も合わせ、既に死亡した人も含めて約5千人分が残されている。