戦後第5位の長期政権を担い、昨年11月に死去した故中曽根康弘元首相の内閣・自民党合同葬が17日、東京・高輪のグランドプリンスホテル新高輪で営まれた。葬儀委員長の菅義偉首相は追悼の辞で「必要な改革を実行し、国際社会の平和と繁栄に貢献した」とたたえた。合同葬を巡っては、政府による約9600万円の経費計上や、全国の国立大などに弔意表明を求めた文部科学省への批判が出た。
 参列者による黙とうの後、菅首相は中曽根政権下での東西冷戦や貿易摩擦に触れ「次世代に向け、全身全霊で新しい道を切り開いた。わが国の国際的地位を大きく向上させた」と述べた。