工藤昌明東松島市教育長が任期満了に伴い20日、退任した。退任式で工藤教育長は2012年5月の就任から2期7年を振り返り、「教育行政も東日本大震災の復旧復興を最優先に取り組んだ。市政発展とともに、子どもたちの活躍と幸福を願う」と強調した。

 市庁舎であった退任式には市、学校関係者ら70人が出席。渥美巌市長が感謝状を贈り、「学力向上や不登校の問題、心のケア、コミュニティー・スクール、さらには学校統合などに尽力された。こうした実践は将来必ず結実する」とねぎらった。

 花束なども贈られた工藤教育長はあいさつで「就任時は復旧復興を目指す大きなエネルギーに突き動かされた。あっという間の任期だった」と述べた。

 その上で「皆さんの協力があり職務遂行ができ、感謝する。デジタル教科書や外国語教育の促進といった取り組みについては新たな教育長に託したい。教育行政も、協働のまちづくりによる市民の力を結集して進展することを期待する」と願った。

 工藤教育長は、教育関係者らで組織し国語の授業や学級経営などについて情報交換する宮城いずみ会で活動しており、退任後は7月下旬に宮野森小である国語の勉強会で指導するという。