■行政機能チェック重視

 10日の東松島市議会臨時会で7代目の議長に選出された。議長選は元議長との一騎打ちとなり、無記名投票による得票は8票ずつの同数。同議会初のくじ引きで決着した。

 議長選の結果について、「真摯(しんし)に受け止める」と話し、議会の二分というしこりを回避し、市の課題に向き合う覚悟だ。

 「市民が主役、市民と共に創るまちづくり」が信条。「首長、当局とは対等の立場だ。言いなりではいけない」と述べ、行政に対するチェック機能を重視しながら議会運営に臨む。

 東日本大震災から8年。復興期間は最終盤を迎える。今後は潤沢な予算措置が見通せない状況で「市本来の財政運営が求められる。対応策を準備しなければならない」と強調する。

 懸案でもあり課題に挙げるのは議会改革だ。「機能強化や資質向上などを強く推進する。議員の定数、報酬の議論も深めていく」と明快だ。

 「若い世代の議員のなり手が少ないのは、家族を養うには少ない報酬も背景にある。改革は、議員定数削減分を報酬に上乗せする選択肢もその一つだ」

 さらに「全18議員のうち、女性は2人しかいない。4、5人になれば違った視点や発想、価値観で物事を捉え、多角的な議論にもつながる」と女性議員の進出を促し、歓迎する。

 おおはし・ひろゆき 1956年8月、東松島市出身。小牛田農林高卒。2005年の市議初当選から連続4期。趣味はダンス。県ダンススポーツ連盟会長。東松島市西福田の自宅で妻、長男の3人暮らし。