<幅広い世代が集い交流>

 「ナイスショット」「惜しいなあ」。見渡す限り広がるグリーンのあちこちから、利用者の弾んだ声が聞こえてくる。

 シニア層を中心に近年、愛好者が増加しているパークゴルフ。東日本大震災で被災し4月下旬に再開園したばかりの県立都市公園矢本海浜緑地には、新たに6コース54ホールが整備された。

 県内最大規模とあって、午前8時半の開園と同時に次々と利用者が訪れる。国際大会に対応し、外国人誘客も期待されている。

 公園西側には、芝生広場や遊具、バーベキュー台などが設けられた。週末を中心に、家族連れなどが憩う。

 震災前、公園には年間約15万人が訪れていた。多くの住宅が軒を連ねていた周囲には、まだ津波被害の爪痕が残る。幅広い世代が集う交流と健康づくりの拠点として、復興へ向かう地区の姿を発信していく。