「石巻市地域づくり基金事業助成金」の公開プレゼンテーション(2次審査)が18日、市役所であり、がんばろう!石巻の会や河南桃生商工会青年部など助成を受ける12団体が決まった。協働のまちづくりや地域コミュニティーなど各種活動を通して、古里の活性化に取り組む団体が対象で、決定した団体には30万円を上限に助成金が交付される。

 プレゼンテーションには1次審査(書類)を通過した東日本大震災の伝承活動や伝統芸能の継承、子ども支援、環境保全などに取り組む12団体の代表者らが出席。4分間の持ち時間で画像や動画を使い、これまでの活動の様子や成果などについてアピールした。

 4月に観光ボランティアや語り部などのメンバー11人で設立した石巻震災伝承の会の代表者は「震災の教訓を生かした防災学習プログラムを策定し、自治会などで活用してもらいたい」と説明。「防災意識の高揚などに加え、交流人口の増加にもつながる」と強調した。

 毎週土曜日にこども図書館を開催している、NPO法人まちの寄り合い所・うめばたけの担当者は、6年間で2500人の利用があったことを紹介。「人が集まるだけなく、つながることが大事と実感している。大家族になるモデルケースになれれば…」と意欲を示した。

 亀山紘市長や大浪茂市地域連携会議会長ら12人が(1)連携強化(2)課題解決(3)公益性(4)実現性-の4項目を基準に審査した。

 助成を受ける団体は次の通り(得点順)。

 がんばろう!石巻の会、河南桃生商工会青年部、水と緑の環境フォーラム・ものう、いしのまき演劇祭実行委員会、特定非営利活動法人まちの寄り合い所・うめばたけ、すばらしい北北上運河沿線の自然環境を守る協議会、河南鹿嶋ばやし保存会、マンマの会パセリ、エイサー石巻、大人のための子どもの本を読む会、石巻震災伝承の会、石恋まつり実行委員会