石巻市は6日、防災集団移転促進事業による移転跡地買い取り業務で、対象者に誤った概算金額を記載した通知を送付したため、損害を与えたとして91万7525円を支払うことで専決処分を行い和解したと発表した。専決処分は3月29日付。

 市によると、登記名義人と同姓同名の別人の物件を一つに集約して概算金額を算出し、それに気付かず2017年8月に通知を発送した。

 登記名義人は既に死亡しており、相続人が多数いたため、市が提示した概算金額を基に関係者による遺産分割協議を実施。相続登記完了後、市に対し買い取りを申請したところ、買い取り金額の相違が判明した。

 介護保険高額総合事業サービス費支給を巡り、新規対象者に対する申請の勧奨通知が未発送となっていたことも発表した。

 同サービス費は介護保険サービス利用月の本人負担額が上限額を超えた場合、申請に基づき支給する。未発送分は今年4月、18年2月~19年1月のサービス利用分、延べ136件、70万9588円であることが判明した。該当者は28人。勧奨通知の対象者を抽出する際の入力ミスだという。