「わが家・わが地域は我々が守る」をスローガンに東松島市と市自主防災組織連絡協議会は16日、全地区を対象に2019年総合防災訓練を行う。避難のほか、航空自衛隊による初めてのドローンを使った捜索などの訓練を繰り広げる。海岸部では警察などによる東日本大震災の行方不明者の一斉捜索がある。

 今回は市民ら約1万人が参加する。訓練は午前9時に開始し、宮城県沖を震源とする巨大地震が発生し、震度6強の揺れで交通やライフラインが打撃を受け、太平洋沿岸部に大津波警報が出された-との想定。

 市庁舎に災害対策本部を設置し、情報の把握と伝達、防災行政無線などの運用訓練を行う。各地区では自主防災組織が中心となり住民の安否確認や避難誘導などを行う。

 災害時の活動拠点に位置付ける東矢本中央公園では、航空自衛隊松島基地の第4航空団がドローンを使い、救助隊が入れない場所での捜索や、撮影映像を現地のモニターで映し出す。さらに市災害対策本部に電送し、被災状況をより明確に伝えて災害対応の迅速化につなげる。

 陸上自衛隊第22即応機動連隊(多賀城市)は、防災備蓄品の避難所までの輸送訓練を行う。

 午後1時45分からは市、消防、警察関係者300人が参加して震災行方不明者の捜索を行う。同市では24人が行方不明のままで、大曲浜や浜市、野蒜、宮戸地区の海岸で手掛かりを探す。

※令和元年度 東松島市総合防災訓練の実施について - 東松島市
http://www.city.higashimatsushima.miyagi.jp/index.cfm/21,17668,67,html