ビニールハウスで飼育したホタルの観賞会が5日、石巻市蛇田の県北上川下流流域下水道石巻浄化センターであり、家族連れなど約470人が情緒的なホタルの光を楽しんだ。センターの指定管理者「アイ・ケー・エス」(石巻市鋳銭場)が主催した。

 飼育用ハウスでふ化したホタル約20匹が、ゆらゆらと飛んだり水辺で羽を休めたりして、暗闇の中に光の線を描いた。訪れた人たちはハウスの入り口から観賞し、「きれい」と歓声を上げた。

 同社は環境に敏感なホタルを育てることで下水処理施設をPRしようと、2013年に飼育を始めた。観賞会を開くのは今年で3回目。漆山剛流域管理部長は「ホタルに毎日手を掛け、観察することで、年々安定して育てることができている」と話した。