東日本大震災で被災した石巻市の旧北上川周辺の復旧・復興、かわまちづくり事業などの情報を発信してきた同市中瀬の「水辺の復興・みらい館」が、周辺で進む旧内海橋撤去などの護岸工事に伴い、29日に閉館する。

 プレハブ平屋(約80平方メートル)のみらい館は2014年7月、「旧北上川かわまちづくり情報館」の名称で開館し、15年3月に現在の名称に変更した。街づくりまんぼうが国交省北上川下流河川事務所から委託を受け、運営している。

 16年3月末に展示をリニューアルした館内では、震災前後の旧北上川周辺の写真や、震災復興の歩みを時系列で示したパネルが並んでいるほか、1960年前後の旧北上川周辺で撮影した写真などをスライドショーで紹介。堤防整備の現況と完成イメージ図を比較した動画もある。

 河川事務所の担当者は「約6年にわたり、旧北上川の水辺整備を紹介することができた。常設展示はなくなるが、今後は別の形での紹介を検討していきたい」と話している。

 同館は、29日まで河川構造物カード「旧北上川分流施設プレミアムカード」と「川村孫兵衛ゆかりの地カード」を配布している。毎週火曜休館。開館時間は午前9時半~午後4時。連絡先は同事務所0225(95)0194。

※水辺の復興・みらい館 | 国土交通省 東北地方整備局 北上川下流河川事務所
http://www.thr.mlit.go.jp/karyuu/activity/miraikan.html