新型コロナウイルスの感染拡大に伴う特別定額給付金の支給が、オンラインの申し込み分は19日、郵送分は22日に石巻市で始まった。石巻署は、給付金や新型コロナに関する特殊詐欺について注意を呼び掛けている。

 同署管内では、感染拡大に便乗した特殊詐欺の被害などは確認されていないが、全国的にはさまざまな手口が広がっている。

 県警が紹介するケースには、厚生労働省や市役所の職員を名乗り「近所で感染者が出た」「検査キットを送るので住所と氏名を教えてほしい」などと電話で話したものがある。

 メールに記載されたURLをクリックさせて給付金を申し込む偽サイトにアクセスさせる、受給のためと偽って手数料を振り込ませるなどの手口にも警戒が必要。

 電話やメールを使わない「カード詐欺盗」などの、直接家を訪ねてくるケースも、増加の傾向にある。

 同署の長谷川周生活安全課長は「傾向が変わりやすいのが特殊詐欺の特徴。電話でお金の話が出たら詐欺だと思って、落ち着いて家族や警察に相談してほしい」と話す。

 4月に同署管内で発生した振り込め詐欺や架空請求は4件(前年同月比7件減)、被害総額は約374万円(706万円減)だった。