女川町の女川つながる図書館は、自宅でできる工作やおやつ作りなどの本を集めた「おうち時間を楽しむ本」展を開いている。新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出自粛が続く中、充実した時間を過ごしてもらおうと特設コーナーでお薦めの本を紹介している。

 コーナーにはそれぞれ子ども向けと大人向けに選んだ計23冊が並ぶ。子ども向けは工作や遊び、クイズやおやつ作りなど、お金をかけず気軽に挑戦できる内容が中心。大人向けは、ストレスがたまりやすい状況でもクスリと笑ってもらえるような小説やエッセーなどを選んだ。

 小学校の低学年、中学年、高学年向けの児童書を、タイトルが見えないように包装した「シークレットブック」のコーナーも設けた。昔からの名作をそろえ、内容のヒントを書いたポップを見て選んでもらう。

 図書館は感染拡大防止のため4月15日から5月10日まで臨時休館していた。現在は換気やマスク着用の呼び掛けなど対策を取り、町民と町内勤務者に限り利用できる。貸し出しと返却のみ対応し、館内での読書や閲覧スペースの利用などは休止している。

 月に1度開いていた読み聞かせと工作教室も現在は休止している。図書指導員の三浦則子さん(51)は「イベントはできないけれど、この機会に家族で楽しめる本を読んだり、一緒に工作やおやつを作ったりする時間につなげてもらえたら」と話す。

 「おうち時間を楽しむ本」展は、利用者が館内で読書ができる状況になるまでは続ける予定という。