新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、臨時休校が続いていた東松島市の全11小中学校が25日、当初の予定を1週間繰り上げ、再開した。25~29日は午前授業とし、6月1日から通常授業に戻す。

 再開初日、大曲小(児童248人)の3年生38人は屋外で理科の授業に取り組んだ。ポットに土を入れ、ひまわりの種を植えた。児童同士の距離を保つため2グループに分けて行い、フラフープで間隔を取り、輪の中で種を植えた。

 阿部朔太良(さくたろう)君(8)は「学校に来られるのはうれしいけれど、今週は午前中だけなので少し残念。6月1日の本格再開に向けて、勉強をきちんと頑張りたい」と話した。

 同校では登校時、体温や風邪症状の有無などを記入する健康観察カードを確認してから校舎内に入るよう徹底。マスク着用やアルコール消毒、教室の換気なども継続していく。

 遠藤公司校長は「今週の登校で、学習環境や授業に慣れていってほしい。どの学年も学習の積み残しがないよう、やるべきことは本年度中に身に付けさせたい」と述べた。

 東松島市では学校再開に向け、11日から分散登校を実施。新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言が14日に宮城を含む39県で解除されたことを受け、休校期間の繰り上げを決めた。

 石巻市、女川町の小中学校と県立高校の再開は6月1日。現在は各学校で、再開に向けた分散登校を実施している。