東松島市矢本西小(児童322人)の4年生が29日、同市宮戸の奥松島縄文村歴史資料館で勾玉(まがたま)ネックレスづくりを体験したり、近くの里浜貝塚を見学したりした。同市は新型コロナウイルスに伴う小中学校の臨時休校を25日に解除。児童たちは、学校再開後初めての校外学習に生き生きとした表情を見せた。

 できるだけ児童同士の距離をとるため、61人(1人欠席)を30人ずつ2グループに分け、勾玉づくりと貝塚見学を交代で行った。

 石の広場で行われた勾玉づくり体験では、石を水で磨く時の人数を通常の体験時の5~6人に対し1人で行うようにするなど、「密」への配慮をしながらの体験となった。

 縄文村に初めて来たという亀山真由さん(9)は「(休校時は)ずっと家の中ばかり。学校も楽しいけど、みんなと外で一緒は最高。勾玉もいい感じにできました」と声を弾ませた。

 縄文村には28日、同市鳴瀬桜華小の6年生が校外学習で訪れ、火起こし体験などを行った。縄文村としても久々の体験学習の受け入れで、展示解説員の土井加奈恵さん(37)は「コロナ対策もあり、いつも以上に気配りが必要」と話した。

 同資料館の一般向け体験メニューは当面見合わせており、状況を見ながら徐々に行っていく考えだ。