<固有の自然や文化発信>

 館内中央の床に描かれた円は、牡鹿半島を世界の中心に置いた羅針盤だ。半島固有の自然や文化を育んだ国内外各地とのつながりを紹介する。

 羅針盤の周囲は季節の風景を描いた「四季の家」が取り囲み、それぞれが半島の「働く」「食べる」「祈る」「遊ぶ」を表現する。

 東北太平洋沿岸の自然公園を再編し、三陸復興国立公園が2013年5月に開園した。牡鹿エリアを紹介するビジターセンターは19年10月、地域拠点エリア「ホエールタウンおしか」内にオープンした。

 センターは海の生物の生態や半島の民俗学を学ぶ体験プログラムなどを企画。マリンスポーツやサイクリングなどのアクティビティーもPRする。

 運営する一般社団法人鮎川まちづくり協会の関原雅人マネジャー(29)は「牡鹿の魅力を体験してもらう窓口になっていきたい」と話した。