日本記念日協会に登録されている「サイボーグ009の日」の19日、石巻市中瀬の石ノ森萬画館でイベントが開かれ、来館者は石ノ森章太郎がライフワークとして描き続けた009の魅力に触れた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で例年に比べ規模を縮小し、展示を中心に紹介した。

 館内には009の歌が流れ、アテンダントの003は通常の赤に加え、白や緑、青の制服で歓迎。マンガ特設コーナーでは試し読みのほか、スタッフが1964年7月19日のマンガ雑誌「週刊少年キング」の連載開始から雑誌や新聞などに28年間にわたって描かれ続けた009に関するエピソードを紹介した。

 当日限定でオリジナルグッズの特設コーナーを設けた。1階のショーケースではフィギュアなど多彩なアイテムを31日まで展示する。

 母親と訪れた盛岡市の真瀬ことかさん(10)=岩手大付属小5年=は「これまで知らなかった009に興味を持った」と展示品に熱心に見入っていた。

 仙台市青葉区の主婦西場真己さん(40)は「新型コロナで大変だが、催しを通して石巻が元気になってほしい」と願い、2歳の長女と各コーナーを巡った。