新型コロナウイルスの感染収束が見通せない中、23日、4連休が始まった。石巻地方は好天に恵まれ、行楽地や商業施設は県内を中心とした家族連れなどでにぎわった。感染予防や長引く梅雨の影響で外出を控えていた市民らは、マスク着用や消毒などの対策を講じながら、久々のにぎわいの空間を楽しんでいた。

<ホエールランドでクイズ楽しむ>

 石巻市鮎川浜の拠点エリア「ホエールタウンおしか」内に22日開業した観光施設「おしかホエールランド」では、オープン記念キャンペーンとして、クイズやスタンプラリーなどが開催されている。

 このうち、中学生以下を対象としたクイズは、難易度を3段階に設定。初級編は、全90種のクジラを紹介する壁面から問題の答えとなるクジラを探し、解答用紙のクジラのイラストに丸印を付ける形式で実施した。挑戦した子どもたちは壁面をじっくりと見ながら、答えのクジラを見つけていた。

 このほか、ワークショップやホヤの直売、ホエールタウンおしか内の3施設を巡るスタンプラリーもあった。

 登米市加賀野小4年の千葉陽太君(9)は「魚やクジラが好きで図鑑をよく見ている。クイズに挑戦したけれど、似ているクジラが多くて少し難しかった」と話した。

 ホエールランドの開館時間は午前9時~午後4時。入館料は大人400円、大学生・高校生300円、中学生・小学生200円。未就学児は無料。水曜休館。24日は午後1時半から、クジラひげのワークショップ(参加費300円)がある。


<いしのまき元気いちば、初の夏市>

 石巻市中央2丁目の観光交流拠点施設「いしのまき元気いちば」では、初企画「夏市」が始まった。26日まで。地元で水揚げされた水ダコやカツオなどの海産物、地場産野菜、農水産加工品などを特価で販売し、大勢の市民らでにぎわった。

 コロナ禍で客足が減少し、営業時間の短縮を余儀なくされた期間もあったが、米沢耕也マネージャー(35)は「地元の人を対象にした店づくりを進める機会になった」と前向きに捉え、「堤防空間を生かし、体験と食事、買い物を一体で楽しめる場にしたい」と意気込む。

 24日はウニ、25日は殻付きホヤの特売などがある。連絡先は元気いちば0225(98)5539。

<モニュメントお披露目>

 石巻市中央2丁目のいしのまき元気いちば2階デッキ前の旧北上川堤防イベントスペースでは、市中心部のマンガロードに新設されるモニュメント「サイクロン号&仮面ライダー1号」が披露された。24日まで石ノ森萬画館(石巻市中瀬)を背景に記念撮影ができる。

 39体目となる今回は、仮面ライダー1号が作品内で搭乗するバイク「サイクロン号」がモチーフ。高さ130センチで、後部シートに座り仮面ライダーと乗っている気分を味わえる。乗れるモニュメントは初めて。

 お披露目式で、亀山紘市長は「川とマンガを生かしたまちづくりを進めたい」とあいさつした。

 同市渡波のフリーター斎藤司さん(21)は「仮面ライダーと一緒に乗るという子どもの頃の夢がかなった」と笑顔を見せた。

 モニュメントは整備中の「かわまち交流広場」(仮称)に来春設置される予定で、それまでかわまち交流センターに仮設置される。

 展示はイベント「北上川のかわべであそぼう!」(街づくりまんぼう主催)の一環で行われた。カヌーの乗船や釣り体験、ライブや出店などがあり、家族連れが川面を眺めながら楽しんだ。24日は午前11時~午後3時。雨天中止。連絡先は街づくりまんぼう0225(23)2109。