東北電力は28日、女川原発1号機(女川町、石巻市)の廃止措置作業に着手したと発表した。

 原子炉周辺の機器や配管の放射性物質を除去する作業を12月まで進める。廃炉全体の計画期間は34年間で、2053年度の完了を予定する。

 着手した作業は、作業員の被ばく線量低減のため、高圧洗浄装置で放射性物質を洗い流し、フィルターで回収する。廃炉作業は4段階を計画。第1段階(8年)は使用済み核燃料の3号機プールへの搬出などを進める。

 東北電は運転期間延長のコストなどを考慮し、18年10月に廃炉を決めた。原子力規制委は廃止措置計画を今年3月に認可。立地自治体の県と女川町、石巻市は5月に計画を了解した。